医療レーザー徒然帳

ダイオードレーザー脱毛器LightSheer

脱毛効果が出るレーザーの波長は限られる?

脱毛ができるレーザーは、メラニンに吸収される波長でなければなりません。理論的にはほぼ600nmから1200nmまでとされます。

※【 nm 】ナノメートル 1nm=10億分の1メートル

では波長について分かりやすく書き進めてみます。太陽光をプリズムに通すと紫から赤まで7つの色が現れます。可視光領域は400〜700nm近辺に存在し、人間が眼で見ることのできる範囲です。この紫より短い波長が紫外線、この赤より長い波長が赤外線です。太陽に当たると日焼けするのは、メラニンの吸収が高い紫外線が原因となります。

可視領域にて吸収率の高い青色(500nm近辺)が上空のチリ、ホコリに乱反射して空を青くしています。

可視領域で一番長い波長である赤色(700nm近辺)は一番遠くまで見える波長であるため、太陽が水平線に沈むとき空を赤く染めます。

この様に波長はそれぞれ色としてその特色を現し、紫外線、赤外線においても見えはしませんが、吸収する対象と深さに違いがあります。

現在、高い脱毛効果が認められている脱毛器として、755nmのアレキサンドライトレーザーと、800nmのダイオードレーザーがあげられますが、どちらも赤外線に近い領域にあります。メラニンは可視領域から赤外へと徐々に吸収率が下がりますので、755nmのアレキサンドライトの方がメラニンに吸収され易いのです。

しかし、皮膚組織にもメラニンは点在しております。なので副作用の危険性もないとは言えません。1064nmのヤグレーザーも脱毛に使われますが、ここまでくるとメラニンの吸収度が低すぎて、毛に当たっても殆ど吸収されません。その分、高いエネルギーを出さないと効果が期待できません。

 

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